museumingは次の4つのフェーズで構成されています。
①museuming-in ⇒ ②museuing-out ⇒ ③re-viewing ⇒ ④analysing
①museuming-in
・ミュージアムほど、「観る」ことに適した場所はありません。まるで「観る」ためのジムであり、レッスンルームのようです。
・じっくり「観る」ことを体験し、作品の価値と自分の志向性を発見し、自分自身の「観る」スタイルを育てることが、ミュージアミング・インです。
②museuming-out
・ミュージアムでじっくり「観る」方法を、外の世界で意識的に実践します。
・旅先でも、日常でも、ミュージアミングのメソッドは応用可能であり、発見や驚きを他者とシェアできれば、「観る」ことで世界に違いを生み出すことも期待できます。
③re-viewing
・自分の「観る」ことを言語化し、表現できるレビューを執筆します。
・SNSを活用して、レビューに込めた「観る」ことをシェアするとともに、レビューへの反応や評価を参考しつつ、自らの「観る」ことを再考します。(いいねやフォロワーの獲得を目的とせず、re-viewする機会としてSNSを活用します。)
④analyzing
・仮説を立て、実験し、検証する一連のプロセスが、analyzingです。たんにミュージアムで鑑賞してレビューを投稿するのではなく、わたしの「観る」ことをシェアすることで、もっと自由に世界を観る方法を探究することが、museumingの目的です。
museumingは、ツーリズムとメディアと社会学を学ぶ獨協大学山口ゼミの研究プロジェクトです。
museumingについて
返信削除